2020.8月
審美系の競技をやっている小学生の保護者様からのご相談
事前にお子さんの動画を送っていただき、ヒアリング前にチェック。確かに親御さんの言う通り可動域は・・・しかし、それ以上に気になるところがいくつか・・・
ヒアリングにはお子さんにももちろん同席していただきました。自分がどうなりたいのか、親御さんとしても子どもにどうなってほしいかなどなどいくつもあるわけですが、申し訳ないのですがそれ以前に
・姿勢が悪い
・正しい姿勢が保持できない
・じっとしていられない
などといった、今の子どもたちに多く見られる症状が見受けられました。この状態が競技にそのまま出ているわけです。
・瞬時に止まれない
・軸がとれない
・周りが気になる
そりゃ、競技力向上の妨げになるだけではなく、体育の時間なんて圧倒的に嫌いになるわけです。
どなたにもお伝えしているのですが、特にジュニア期は競技力向上の前に、競技ができる身体づくりと、基礎運動能力を上げることが大切だという事。あと一つ、このお子さんの場合は、身体のある部分の機能を上げることが、普段の生活の質の向上に繋がり、それが運動能力→競技力向上に繋がることをお話させていただきました。
このご相談の答えとしては ” ある部分の機能改善 ” これが最終的に可動域にも繋がります。これが改善できれば、嫌な体育も楽しくなることでしょう。「じっとしなさい」と親御さんから叱られることもなくなるでしょう。
競技の中でも、周りの目を気にすることなく『ピタッ』と決めれること間違いなしです!
このお子さんの場合は継続的に見守ることが必要ですね。